「平成25年電気学会産業応用部門大会でのYPC受賞」  8月28日から山口大学にて3日間に渡って開催の平成25年電気学会産業応用部門大会のヤングエンジニアポスターコンペティション(YPC)にて,理工学府電子情報・数理教育プログラム博士前期課程の謝培杰君(2年・石川研),淡路創介君(1年・橋本研),高橋良宗君(1年・橋本研)がYPC発表賞を受賞した。同賞は,論文の内容,論文の書き方,ポスターの出来映え,説明の仕方,質疑の応答が採点基準となるが,今回,152件の発表から17件が選ばれた。また,上位5名にはさらにIEEE IAS日本支部のヤングエンジニアコンペティション賞が授与されるが,今回,高橋君がこれに選考された。  受賞題目は,謝君が「製作容易さを考慮した埋込磁石同期モータ回転子のトポロジー最適化」であり,新しい省エネ機器の設計に関する研究である。また,淡路君が「振動発電用圧電デバイスの発電特性と効率」,高橋君は「XYステージによる自動車振動の高精度再現手法」であり,再生可能エネルギーの有効利用とその産業応用に関する研究である。地元企業である株式会社ミツバとの研究成果である。皆の今後のさらなる進展を期待したい。 (橋本 誠司) ※写真は,左から謝君,高橋君,淡路君